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2024.10.04
動画編集におすすめのパソコン【Mac】について解説
動画編集クリエイターとして活躍する人の多くが、Macのパソコンを使用しています。Macは動画編集などの大量のデータ処理が必要な作業にもスムーズに対応でき、操作性も優れています。
ただし、すべてのMacが動画編集に対応できるわけではなく、一定のスペック以上のパソコンを用意しなければいけません。
この記事では、これから動画編集を始めるためMacの購入を考えている人に、おすすめのスペックについて解説します。
▼動画編集で使うMac購入の注意点は、YouTube動画でもお伝えしています。
目次
Macのパソコンを多くの動画編集クリエイターが使う理由
Macの操作性は、多くの動画編集クリエイターから支持を集めています。
MacはOSがアップグレードしても、Finder(ファイル管理)やDock(アプリケーションランチャー)などの基本的な操作方法に大きな変更がありません。そのため、パソコンを使って作業するプロのクリエイターに一貫性と安心感を与えています。
また、Macの操作性の高さは、誤操作によるシステムクラッシュやフリーズなど重大なトラブルの発生を軽減してくれるのです。
このような理由から、Macは動画編集に限らずグラフィックデザインや音楽制作など、多くのクリエイティブ分野のプロフェッショナルに信頼されています。
動画編集におすすめのMacパソコンのスペック
動画編集は主にPremiere Proと呼ばれる動画編集ソフトを使用しますが、これを動かすには大量のデータ処理が必要です。そのため、動画編集に適したスペックのパソコンを選ばなくてはいけません。
価格が安いからといってスペックを落とし、動画編集で使えないものを買ってしまうと、結果的に余分な支出が発生してしまいます。
動画編集に使用するMacのパソコンを選ぶ際は、最低限以下のスペックのものを購入してください。
項目
最低限必要なスペック
推奨スペック
CPU
M2以上
M2Pro、M2Max、M3Pro
メモリ
16GB以上
32GB以上
ストレージ
512GB以上
1TB以上
MacパソコンのおすすめCPU
CPUのスペックはパソコンの処理能力を左右します。MacのCPUは処理能力の高さによって、M1からM3までさまざまです。
M1チップでも動画編集は可能ですが、大量のデータを素早く処理するためにはM2以上のCPUを搭載したMacが推奨されています。
Macパソコンのおすすめメモリ
メモリとは、作業中のデータやアプリを一時的に保管する場所です。
動画編集は複数の作業を同時進行で行うため、メモリが大きいパソコンが必要です。メモリの大きさは作業スペースの広さにたとえられ、スペース(メモリ)が大きいほど同時に異なる作業が行えます。
動画編集ではPremiere Proを動かしながら挿入する画像を検索するなど、並行して作業を実行します。さらに、クライアントに送る動画データのダウンロードには、数十分から数時間かかることもあるため、編集作業と同時進行でパソコンにデータ処理をさせる必要があるのです。
Macを購入する場合、動画編集に最低限必要なメモリは16GB以上です。
▼Macのメモリについてさらに詳しく知りたひとは、こちらの記事も参考にしてください。
Macパソコンのおすすめストレージ
ストレージはパソコンのデータを保存する場所のことで、容量が大きいほど多くのデータが保存できます。
ストレージにはHDDとSSDの2種類があります。HDDの方が価格が安いですが、SSDの方が耐久性が高く処理速度が速いため、SSDのストレージを搭載したパソコンがおすすめです。
MacはSSDの256GBからストレージを選べますが、動画編集ではかなり大きなデータ量を扱うため、最低でも512GB以上のスペックを選んでください。
たとえば、画素数が4Kで2つのカメラで撮影した20分くらいの動画のデータ量は、約50GBに達します。50GBの動画だと512GBで10本程の保存が可能です。512GBでも足りなくなるケースもあるため、推奨されるストレージは1TBです。
Macパソコンのおすすめ画面サイズ
動画編集では動画をチェックするため、できるだけ大きな画面のパソコンがおすすめです。MacはRetinaディスプレイを標準装備しており高解像度の映像確認ができ、カラーバランスや画質の調整がより正確に行えます。
MacBookには13〜16インチの画面サイズのものがありますが、細部の仕上がりまで確認するなら断然16インチがおすすめです。
しかし、価格も高いため、予算にあわせた画面サイズを選んでください。
動画編集で使うならMacBook AirとMacBook Proどちらがいい
MacBook AirとMacBook ProではProの方が処理スピードなどの性能が高いです。
しかし、MacBook Proは価格も高いため、初心者が動画編集を始める場合は、MacBook Airを購入しても問題ありません。
ただし、After Effectsなどを使ってアニメーションを作成し、それをPremiere Proに落として編集するなどの本格的な創作活動をする場合は、MacBook Proがおすすめです。
MacBook Airの特徴
MacBook Airの特徴は、比較的価格が安く購入のハードルが低いところです。まだ、クリエイターとして収入が低い状態の人は、MacBook Airを使って動画編集に取り組むのもよいでしょう。
MacBook Airはその名の通り軽量で持ち運びに便利なため、外出先の作業にも適しています。
動画編集を初めてまだ日が浅い人や、ショート動画を中心に仕事を受けている人などMacBook Airを購入するのがよいかもしれません。
MacBook Proの特徴
MacBook Proは処理スピードが早く、大量の動画データが扱えるパソコンです。高画質な素材や、長尺動画を編集する場合は、MacBook Proがおすすめです。動画編集クリエイターとしてスキルが認められれば、高単価の案件が受注できるようになるでしょう。
高単価案件の中には、4K素材や長時間に及ぶ動画の編集などがあり、よりスペックの高いMacBook Proによる作業がもとめられます。動画編集クリエイターとしてさらにキャリアアップを目指す人は、MacBook Proを選んでください。
動画編集でMacパソコンを買うなら0%分割払いがおすすめ
MacをApple公式サイトで購入する場合、金利0%の24回払いが可能です。たとえば、14インチのMacBook Proは24万8,000円ですが、24回払いなら月々の支払いは1万366円で購入できます。
金利がかからないので、一括でも分割でも支払額は同じです。支払う金額が同じなら、一括で支払うのではなく分割払いを活用し、手持ち資金を残しておきましょう。
手元にお金があれば、カメラなどの撮影機材を購入したり、動画編集スクールの費用にあてたりするなど、自分を高めるための投資に使えます。
スペックの高いMacのパソコンは高価ですが、Appleが用意している無金利の分割払いを利用して、自分のお金と時間を有効に活用してください。
▼MacBookの購入方法についてのYouTube動画もご覧ください
パソコンの選び方から丁寧に教えてくれる動画編集スクール3選
動画編集を始めたいと思っていても、パソコンの選び方や使い方に不安があって、最初の一歩を踏み出せない人がいるかもしれません。
しかし、動画編集スクールの中には、初心者にパソコンの選び方や操作方法から教えてくれるところがありますので心配しないでください。
受講生の個々のレベルにあわせて基礎から指導が受けられる動画編集スクールには、以下のものがあります。
・エディターキャンプ
・Win School
・デジタルハリウッド STUDIO by LIG
エディターキャンプ
エディターキャンプは東京 渋谷本校と大阪梅田校の2カ所に教室を構えており、講師からリアルタイムの授業が受けられます。
エディターキャンプの東京 渋谷本校は渋谷駅C1出口から徒歩1分の距離にあり、都内でもっとも駅から近い動画編集スクールです。
また、大阪 梅田校も梅田駅F-92出口から徒歩6分の場所にある、通学しやすい教室です。
講師は受講生それぞれのレベルにあわせて指導するため、パソコンの使い方や選び方がわからない人には基礎から丁寧に教えてくれます。エディターキャンプの受講生の中には、パソコンの使い方がよくわからない状態で動画編集を始め、現在はプロのクリエイターとして活躍している人もいます。
▼パソコンが不慣れな受講生がプロの動画編集クリエイターになった体験談はこちらをご覧ください。
エディターキャンプは、オンラインでも教室でもリアルタイムで講師の指導が受けられる数少ない動画編集スクールです。
プラン
オンデマンド月額2,980円(税抜)
スキルレッスンリアルタイム授業月1回 月額9,800円(税抜)
スキルレッスンリアルタイム授業月4回 月額1万8,000円(税抜)
スキルレッスンリアルタイム授業無制限 月額3万円(税抜)期間限定月額1万8,000円(税抜)
個別指導-ビジネス ミニマム月額1万2,800円(税抜)
個別指導-ビジネス クリエイター月額1万9,800円(税抜)
個別指導-ビジネス ディレクター月額2万9,800円(税抜)
講師
チャンネル登録者20万人以上のYouTuberなどのプロのクリエイター
受講スタイル
通学・オンライン
カウンセリングの有無
無料カウンセリングあり
体験期間の有無
14日間のお試し期間あり
教室の所在地
東京渋谷本校(東京都渋谷区3丁目9-11渋谷三丁目TRビル6階)
大阪梅田校(大阪府大阪市北区西天満4丁目-9-2西天満ビル6階)
公式HP
(2025年1月1日現在のプランを掲載しています)
渋谷駅c1出口からとほ1 分(都内でもっとも駅から近い動画編集スクール)
エディターキャンプ東京 渋谷本校
梅田駅F-92出口から徒歩6分
エディターキャンプ大阪 梅田校
Win School
Win Schoolは初心者にも手厚い指導をしてくれることで、定評のある動画編集スクールです。
副業で動画編集を始めたい人から、在宅ワークで子育てと動画編集を両立したい人、未経験から動画クリエイターとして転職・就職したい人にあわせた指導をしています。
プラン
Premiere Pro CC 16万5,000円(2カ月)22万6,600円(3カ月)
YouTube動画制作実習 12万7,600円(2カ月)
After Effects CC16万5,000円(2カ月)
モーショングラフィックス実習12万7,600円(2カ月)
動画・映像スペシャリスト 40万4,800円(6カ月)
講師
プロ講師
受講スタイル
通学・オンライン
カウンセリングの有無
無料カウンセリングあり
体験期間の有無
体験期間なし
教室の所在地
新宿本校(東京都新宿区西新宿1丁目7-1松岡セントラルビル3F)
渋谷校(東京都渋谷区渋谷1丁目24-4渋谷こうゆうビル4F)
銀座校(東京都千代田区有楽町2丁目10-1東京交通ビル3F)
秋葉原校(東京都千代田区神田平河町1第三東ビル7F)
北千住校(東京都足立区千住2丁目26エクセル33ビル5F)
町田校(東京都町田市原町田6丁目18-13サニーサイドビルディング3F)
立川校(東京都立川市曙町2丁目13-3立川三菱ビルディング9F)
その他全国に39校
公式HP
(2025年1月1日現在のプランを掲載しています)
デジタルハリウッド STUDIO by LIG
デジタルハリウッド STUDIO by LIGでは、スクールが運営するYouTubeチャンネルの動画を通して実務が経験できます。
講師は現役のクリエイターで、案件獲得に必要なポートフォリオの作成などの指導を丁寧にしてくれます。
プラン
ネット動画ディレクター専攻 35万2,000円(3カ月)
動画編集入門プラン 14万800円(2カ月)
After Effectsデザイン講座 19万5,800円(2カ月)
動画撮影スキル実践講座 7万7,000円(1カ月)
クライアントワーク実践講座 18万4,800円(2カ月)
講師
現役クリエイター
受講スタイル
通学・オンライン
カウンセリングの有無
無料説明会あり
体験期間の有無
体験期間なし
教室の所在地
上野校(東京都台東区小島2-20-11LIGビル)
池袋校(東京都豊島区南池袋1丁目19-12山の手ビル東館6F)
北千住校(東京都足立区千住4-8-11 2F)
公式HP
(2025年1月1日現在のプランを掲載しています)
▼東京と大阪にある動画編集スクールについては、こちらの記事もお読みください。
まとめ
動画編集に適したMacのパソコンのスペックについて解説しました。
・Macは操作性に優れており、多くのプロクリエイターが愛用している
・動画編集は主にPremiere Proを使用するが重いソフトであるため、スムーズに動かすにはスペックの高いパソコンが必要
・動画編集に使用するMacの最低限必要なスペックは、CPUはM2以上、メモリは16 GB以上、ストレージは512GB以上
・MacBook Airは初心者やショート動画を編集する人向きで、MacBook Proは高画質素材や長尺動画を編集する人向きのパソコン
・Macを買うなら0%金利の分割払いを利用して、お金と時間を有効に活用する
この記事が動画編集に使用する、Macのスペックを選ぶ際の参考になれば幸いです。
▼安くても質の高い指導の受けらる動画編集については、こちらをご覧ください
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